複雑なことでも解決する手段は単純

著者: エイム研究所 矢野 弘

もつれた糸を見ると、見ただけで手を着けたくなくなる。表面からは一気に解決する手順や方法が見えないからである。しかし、見えている部分から手を着けて、丁寧にほどいていくと、ある時にパラパラとほどける時が有る。

 

これを強制的に見えている部分を引っ張ると、強固なコブができてほどけなくなる。その部分は切ってつなげる外科治療しかなくなる。人を育てる時は大きな声で怒らず、小さい声で理論だって教えると目を向けて聞く耳を持つようになる。

 

大きな声は聞く側にとってうるさいので、何をいっているのか内容が聞き取れない。言う側の感情は伝わるかもしれないが、聞く側の気持ちはコブができている。感情のみを伝えたいのであれば怒鳴れば良い。

 

問題を解決したいのであれば理路整然と話す事である。組織と人事で複雑にからみあい大企業病になったと感じたら、先ず外観から(お客様視点,市場視点,地域視点など)からみてほどける場所を探し、一カ所から丁寧に変えて、視点思考で直していくと、その部分は確実に良くなる。そして、良くした部分の隣を、同じように視点思考で良くして、つなげていくと明らかで良く見える効果が出てくる。

 

つなげるように解決していくと、一気に全体に良くなる時期が来る。気づけば全てが悪かったのではなく、みつくろった外観部分(悪い事を隠す,ごまかす,利己主義な指標,継ぎ接ぎの組織づくり,ととりあえず人事)だったことがわかる。

 

 

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