不景気になってお客様の方向を見るのは遅すぎ

不景気になってお客様の方向を見るのは遅すぎ

日頃、景気が良い時はめんどくさい仕事や製品(受注)を断り、標準的な売れ筋ばかりのマーケティングをしている。

売り上げ向上や利益率が良いものばかりで、経営効率を優先してしまう。

不景気になるとお客様も困っている

不景気な時はお客様側もなんとか売り上げの維持や向上をしたいので、日頃、断っている仕事を受けようとする。

すると、今までの方法では受けることができない為、特殊な機器やノウハウが必要となる。

日頃めんどくさいと断っている企業には話はいかないので、噂で対応が良いと聞いている企業に話を持っていく。

実際、この特殊な仕事は不景気だから発生したのではなく、景気の良いときも存在していて、注目していなかっただけである。

景気の良いときほど、少ない、めんどくさい注文の対応をしていくことが肝心で、不景気になると、この対応が注目されて、日頃ライバル会社に向いていたお客様が、自ら来る事になる。

不思議ではなく不景気ほど注文が寄ってくる。

徐々に景気が良くなると、そのままお客様はひいきにして頂ける様になる。

また、逆の景気が良いときの行為で絶対行ってはいけないのは、スポット的に一見さんの大口の注文がきて、お得意様の注文を後回しにして困らせる事。

これをすると、お得意様は逃げて、不景気の時に注文を伺いに行っても、無視される、怒られる。当然帰って来ない。

困ったときに常日頃からお客様を助けている倫理観の高い企業が継続的に景気に強い

ページ上部へ