2017年2月
問題解決と目的追求のちがい
問題解決と目的追求のちがい
出張で田舎の工場にいくことがよくある。ビジネスホテルが無いので旅館に泊まる事もある
ネットで検索して、ある旅館のアピールポイントが「のんびりくつろいで頂く、景色の良い露天風呂」がある、というので予約して泊まったときのことである
景色も良く、4人分の寝そべって、バブルも出る露天風呂で、空いていたので湯につかったところ、熱くて数秒と入っていられない温度であった。とてもゆったりできる風呂ではない。
他のお客も入っては熱いといって直ぐ出てしまう連続で、これでは楽しむ事などだれもできないじゃないかと、他の浴槽にみんな移っていった
チェックアウトの時に支配人に「お風呂の湯が熱すぎる」とクレームをいうと・・・
「一番景色の良いその湯は長湯をする人が多く、みなさが利用できないとクレームがあり、長湯ができないように温度を上げたのです」といってきた
確かに問題は解決されたが、目的の「景色の良い露天風呂でのんびりくつろぐ」はどこにいったのやら
目的を失った旅館には二度と泊まりませんでした