問題解決と目的追求のちがい

問題解決と目的追求のちがい

出張で田舎の工場にいくことがよくある。ビジネスホテルが無いので旅館に泊まる事もある

ネットで検索して、ある旅館のアピールポイントが「のんびりくつろいで頂く、景色の良い露天風呂」がある、というので予約して泊まったときのことである

景色も良く、4人分の寝そべって、バブルも出る露天風呂で、空いていたので湯につかったところ、熱くて数秒と入っていられない温度であった。とてもゆったりできる風呂ではない。

他のお客も入っては熱いといって直ぐ出てしまう連続で、これでは楽しむ事などだれもできないじゃないかと、他の浴槽にみんな移っていった

チェックアウトの時に支配人に「お風呂の湯が熱すぎる」とクレームをいうと・・・

「一番景色の良いその湯は長湯をする人が多く、みなさが利用できないとクレームがあり、長湯ができないように温度を上げたのです」といってきた

確かに問題は解決されたが、目的の「景色の良い露天風呂でのんびりくつろぐ」はどこにいったのやら

目的を失った旅館には二度と泊まりませんでした

 

 

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