2018年11月
地政学を経営に⑥ 政府の錬金術
地政学を経営に⑥ 政府の錬金術
輸出で設けた外貨は国内では使えないため銀行に行って両替をする
銀行に円に替えてもらい給料や設備や資材の購入にあてる
外貨のほとんどはドルでの取引が多いため、売上がドルから為替で円に換算して決算する
両替されたドルはどこに行くかというと銀行から日本銀行にいく
銀行はドルを日本銀行に両替してもらうので銀行には残らず、日本銀行に円を印刷してもらい交換する
貿易黒字が続くと日本銀行に多量のドルがたまっていく
日本銀行もそのドルを国内で使えないため、海外での投資となる
これが日本直接でのODAやらIMFでの運用となる
運用といっても外国に貸すので金利が入る
返済が滞っても返済できないといわれても損はない
日本円を印刷して得たドルなので全て踏み倒されても損するのは印刷代の金額である
なので低金利で貸し出しできるし、返済はいいですよと気前良くして
国家間の取引条件を良くしてもらえると大変お得になる