2022年1月
地政学を経営に⑰ 中国がアリババやテンセントをたたくわけ お金の流れから見る
地政学を経営に⑰ 中国がアリババやテンセントをたたくわけ お金の流れから見る
中国共産党は株価的にテンセントなど優良企業を国有企業のようにして、たたくのはなぜでしょうか
現在の中国の優良企業は江沢民の資金源ともいいますが、権力闘争のためよりか、もっと中国にとって悲惨な要因になっています
答えはお金の流れから見ると判ります
株価が上げれば資産価値が上がり、うれしいことですが嬉しいのは株を持っている人だけです
しかし持っていいるだけでは数字が増えただけなので、実際に得はしていません
株価が上がったところで売ると、実際に得を得ることができます
アメリカや日本の投資家は中国の成長する企業に多額の投資をします
テンセントやバイトダンスなど当初と比べて10倍100倍と株価が上がりました
例えば10億ドルを初期に投資して10倍になると100億ドルになります
売ると90億ドルの利益が得れます
10億ドルが入ってきて100億ドルの外貨の流出です
では追加の90億ドルは誰が払うのでしょうか・・・・
中国での上場でドルで投資すると、中国国内の企業なので人民元に為替変更する必要があります
企業に資金的に両替するのは中国共産党支配下の中国銀行です
投資すると共産党の持っている外貨が増えます
しかしこの逆の株を売られて回収をされると共産党の外貨は減ってしまいます
株価が上がれば上がるほど売られてしまうと、共産党の外貨は奪われていきます
10倍100倍返しでドルが中国共産党からなくなっていきます
世界の製造工場をめざして中国は外貨ドルを稼いで、世界に通用するドルで一帯一路戦略で世界に影響力を及ぼそうとしました
しかしドルが豊富に継続的に入るからこそできる一帯一路です
誰も欲しくない共産主義の通貨である人民元ではできません
今、強力な投資家の株の売買で外貨不足に陥りました
習近平は困って株価の高い企業をたたいて株価を下げにいきました
そもそも社会主義共産主義で株式会社があるのがおかしいのですが
これがお金の流れです
物づくりの小話し、あれこれ 第119 組立作業の自動化
物づくりの小話し、あれこれ 第119 組立作業の自動化
機械、プレス、ボデー、塗装、樹脂、鋳物、これらのショップにくらべて、自動車製造の組立
作業は、いまのところ、労働集約形といわざるを得ない。
かなり、進んだ新工場、斬工法でも、たいした自動化率ではなさそうである。
技術がないというわけでなく、採算があわないのが現状だと思う。
そこで、もっともっと、自動化がしやすい、Sub Assyにして、Unit式の組み付け形
態にする様な製品企画・部品設計・生産技術開発にとりくんでいるのだが‥‥‥。
しかし、少し時間がいるようである。
そこで、その間のつなぎとして、部品選択、部品ピッキングの自動化をもっと、進めるべきだ
と思う。 この車を作業している間に、次の車の部品が選ばれ、一番良い位置で待機していてくれ
る。もう少しこのことに熱心になっても良い。
物づくりの小話し、あれこれ 第118 「かんばん」の2つの役割り
物づくりの小話し、あれこれ 第118 「かんばん」の2つの役割り
特珠な、臨時かんばん(ななめかんばん)を除けば、かんばんの種類は2種類である。
いつ着工するかの「仕掛けかんばん」と、いつ運搬するかの「引取りかんばん」だけである。
それがはっきりしていれば、JITを実現させるツールとして、うまく活用していることになる。
くどいが、「いつ造りはじめるか」「いつ運ぶか」だけなのである。
そう考えると、なにも難しいものではない。