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2013年9月

ほどほどの製品がたくさん売れる

著者: エイム研究所 矢野 弘

アイホン4や5は機能的に優れた商品ではありません。日本のガラパゴス携帯やガラパゴススマホの方が高機能です。アイホンはほどほどの商品です。ほどほどを安くしているので売れています。
大多数のお客様が求めているのは、ほどほどで、ほどほどの値段です。どうせ2年くらいで買い換えるのでほどほどで良いのです。
機能的には日本製が優れていますが高価です。2年くらいで買い換えるのに、いくら高機能でも高いと買わない人が多いのです。

 

機能をたくさん着けると、値段の割にお得感が出て高くても多く売れると勘違いするめーカーが大多数です。ところが買う時は持っているお金の絶対値で決めるため、程々の値段で決めます。そのため大多数の人は迷ったあげく買う時は最新ではあっても高機能ではなく、ほどほどの機能でほどほどの値段で決めます。
正規分布があります。市場は正規分布の形をしています。
高機能を買う人は買う人の5%程度で68%の多数の人は程々を買います。ところが企業は全ての機能を入れると要求を100%満足するので68%の人も買うだろうと考えるわけです。機能は入っていても値段が高いと範囲外になってしまいます。

 

商品開発はまず値段です。その値段でいくらの機能を入れるかで企画しないといけません。
機能も80点主義で良い。めったに使わないテレビやラジオあど不要です。ネットを通じて行えば気の敵にダブルことがおおくあります。ハード的に機能を増加させるとコストアップになるのですが技術者が企画をすると技術力をアピールしたいため小型にしていれこんでしまいます。
「どんなもんだい!」と単なる自己満足です。

機能とそれを使う使用頻度の関係は8:2(ニッパチ)の原則に当てはまります。携帯電話では良く使う機能順番でいうとメール,電話,ネット,音楽,ゲームなどで10の機能の内2の機能が8割の使用頻度をしめています。残りの8割りの機能は全て足しても2割程度です。コストは2割りの機能でコストの3~4割りをしめますが、残り8割の機能を足すことでコストが2倍以上になります。あまり使わない機能に倍の値段を払いません。
人は8割のことができると、まずまず(80点)満足します。

曲線図

良い商品企画は技術者の反対意見が多くなること覚悟して、機能を絞ってください。なんでもかんでも機能をつけるのは企画ではありません。

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