コロナウイルス感染防止 トヨタ生産方式の応用 1~4

コロナウイルス感染防止 トヨタ生産方式の応用

1.総量規制 3密防止

 スーパーマーマーケットでお客様を制限無しで入れると3密が発生する

 そこで総量規制の仕組みを応用する

 買い物カゴを例えば100個入り口に準備して、お客様は1個づつ持ち入れるようにする

 すると買い物カゴの100個=100組人までしか入場出来ないので、その他は入り口で待つ事になる

 一組人出ると買い物カゴが空くので、次の待っている一組人が入場できる

 

2.巧遅より拙速を尊ぶ

 50点でもよい直ぐやれ とか 結婚式の後のウエディングドレス とも言う

 どんなに良いアイデアでもタイミングが遅れると効き目が無くなるという意味

 良くなるのだったら、不足でも直ぐやる

 

3.標準作業化と自働化

 標準作業の3要素 = 作業順序,タクトタイム,標準手持ち →一個流し(一人流し)

 スーパーマッケットまど不特定多数の人が来る場所で、3密を避けてくださいとか消毒をしてくださいとかお願いしても、無頓着の人は従わない

 そこで、消毒を行なう道具を手順通りに並べて、必然的に作業させるようにする

 ①入り口と出口は別々に分ける(一方通行)

 ②入り口は1人が通れる幅にする

 ③入り口前に靴底を殺菌する次亜塩素酸水を浸したマットを敷く(3歩分の長さ)

 ④カートを置く

 ⑤買い物カゴを置く(総量規制)

 ⑥アルコール消毒ポンプの押すところに自動ドアのスイッチを置く

 ⑦自動ドアが開く(アルコールを使わないと開かない)

 ⑧買い物をして頂く

 ⑨レジ床には立ち位置の絵マークを貼り、レジ者やお客様の3密を防ぐ

 ⑩出口に自動ドア→次亜塩素酸水マット(カートの車輪を消毒)→カゴ返却(レジでもよい)→カート返却→アルコール消毒ポンプの順に配置

4.後工程はお客様

 必要な物を必要なだけ必要な時に後補充で引き取り

 税金は市民の方から預かったお金であり公務員や議員の物ではない

 平時は議員が会議で決めて公共の施設や補助として市民に役立つ投資をするが、今回のように異常時は異常時としてのお金の使い方がある

 市や国は市民に税金からお金を上げるという感覚ではなく、預かったものだから戻す感覚である

 市民は貰うのではなく、戻してもらう感覚。市が市民に渡すお金は投資として戻す感覚。そのお金を市民が何に使うかは、市民が決める

 それぞれのお客様をそれぞれ決めて使えば、使った所もまた使うため必然的にお金が回り始める

 お金は使ってこそ価値があり、止めずに回ってこそ本来の通貨である

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