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コラム

ユニホームの着こなし(3/6)

著者: エイム研究所 矢野 弘

(3)どんなに着こなしが良くても、場所が悪いと逆効果

 本来、ユニホームは職場の中だけのものですが、時々ユニホームのままで社外に出てしまう人を見かけます。特に衛生を重んじる食品業界の人がユニホームのままで工場の外や公道に出たり、ひどい場合だと多くの人がいる駅まで、そのまま迎えに来ていることもあります。

 外の有害な物質を持ち込まないための服なのですが、着替えるのが「面倒くさい」のか、そのまま出てしまっている人がいます。これでは衛生管理をしていないことを、見た人全員に印象づけることになります。ましてや、その服が少しでも汚れているのが見つかると致命的です。

 ユニホームは社内だけで、通勤や出張に使わないのが常識です。外で悪いことをしないようにという理由を言う人がいますが、着たままの格好は「面倒くさい」を表現していることになります。

 品質や納期に対して約束を守れるのかどうか、疑いを持たれてしまいます。メーカーでは、お客さまが工場見学をする場合もあります。主に設備や物の生産方法、そして作業している人も見ています。

 

着こなしが悪いと目に入ってくるので、説明する人がどんなに良い話をしても耳に入らず、「大丈夫かな、この会社は ? 」と疑いの気持ちがわいてきます。着こなしは行為なので言葉より印象的になります。

 これでは注文は獲得できません。どんなに良いプレゼンをしても、職場を整理整頓して奇麗にしても、高い技術を見せても、疑われます。ユニホームの着こなしは宣伝する看板と同じで、ユニホームを着ている本人が意識しなくても看板になっているのです。

 職人的考えで、ユニホームをだらしなく着ていても、結果の物だけ見てもらえばよいことだという考えがあります。一回きりの取引だと物だけ見て決めるかもしれませんが、お客さまは継続的に取引をするとどうなのかなと見ます。

 腕の良い職人がいることは頼もしいのですが、着こなしが悪く頑固そうな人だと、要求の変化についていけないのではと考えます。

身だしなみと仕事

いつも奇麗なユニホームを着るのは、ぜいたくなことではありません。腕の良い職人ほど、その会社の看板です。

 「紺屋の白袴」(こんやのしらばかま)という諺があります。他人の布を綺麗に染めるのですが、自分の着て着るものは白く、全く染めていない、ありさまです。自分のことは無頓着という意味もありますが、白色を着るということは、お客様の染め具内を確認するためには白色が大切です。さらに、自分の着て着る白色に、他色が付くと、もしかしたら染めているお客様の布にも付いているのではと注意を促すことができます。

 着ている服にいろんな色が付いていると、飛び散るような雑な作業をしているのではないかと感じて、お客様は不安になります。

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