コラム
キャスターは人を育てる
キャスターは人を育てる
もし設備や棚が移動しにくい状態の場合、変化してもそのままなので、都合の悪いレイアウトになってくる
徐々に変化するため、無駄と感じてもなれてしまい、無駄も仕事の内となる
あまりにも無駄が大きくなるとレイアウト変更したくなる
しかし動かしにくい設備であると、レイアウトの案を慎重に検討するようになる。妥協して失敗すると投資も無駄になる
そのため案を検討するのに多くの時間を使い、決めたい案のレイアウトの移動コストが大きいと決断もためらい、結局あきらめることもある
これでは無駄が累積されて、利益が出ない会社になる
それどころか変化をためらい続ける企業文化にもなり倒産へと進む
設備や棚にキャスターを付けて、誰でも簡単に直ぐに移動できるようにする
すると、改善専任者でなくても、実際に現場で使っている作業者がレイアウト変更して少しでも改善するようになる
簡単に移動できるし、移動のコストが安いので、慎重に案を検討する必要がなく、やってみようと直ぐに決断できる
レイアウト変更して少しでも良くなると、また改善したくなる
少しの変化でも直ぐに対応して改善するように勝手になる
無駄が累積される事は無い
改善を体験しただけ改善力が着いていく
改善力が着いた人は、より良い案が出るようになる
場数を踏めば踏むほど改善力は向上する
キャスターは人を育てる
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