物づくりの小話し、あれこれ 第117 本物は困難なところにいる

物づくりの小話し、あれこれ 第117

本物は困難なところにいる

 めずらしい「蘭」は、人が踏みいったことのないような所や、絶壁で、とても取れそうもない
ところに咲いているものと聞く。
大物の魚の釣りもまたしかりである。
本物というか、貴重なものというか、そういったものは、困難なところにいるのが常である。
改善も同じで、簡単に出来てしまうものは、概して本物でないことが多い。
困難をきわめたものほど、成果として残っていく。達成感とともに。

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